スマホゲームの常識を覆した白猫プロジェクト

公開日:  最終更新日:2015/09/06

言うまでもないことだが、スマートフォンは小型の機器である。そのため、高性能のCPUやRAMを搭載した、いわゆるゲーミングPCを必要とするような3Dのリアルタイムゲームはあまり見られなかった。スマートフォン用のゲームといえば、大抵が2D表示で、プレーヤーは常時操作を行うのではなく、収集したカードのキャラクターがオートバトルを行うといった具合である。その常識を覆したのが、白猫プロジェクトである。
なぜ、白猫プロジェクトは革新的なのだろうか? それは、今までの常識であった前述の点を乗り越えてしまったことにある。画面が小さなスマートフォンで遊ぶゲームであるにもかかわらず、マップやキャラクターは基本的に3Dで表示される。しかも、プレーヤーは画面をタップすることによって、キャラクターを縦横無尽に走り回らせたり、武器で敵を攻撃したりすることができる。なぜこのようなシステムが可能となったかは、企業秘密と言うほかないが、オンラインゲーム黎明期を思わせる冒険を手のひらで楽しめるようになったことは、ユーザーにとっても業界にとっても大きな進歩であろう。
いくらシステムが斬新であり、グラフィックや操作性が優れていると言っても、ストーリーやキャラクターに魅力がなければファンを獲得することはできない。だが、白猫プロジェクトはこれらの条件をも満たしたのである。おとぎ話のようなストーリーを用意することにより、遊ぶ人に次の展開を待ち望ませることとなった。町から町へと冒険を進めることにより徐々に解き明かされる謎という仕掛けも、RPGの王道である。かわいらしい、誰にとっても親しみやすいデザインも魅力の一つだ。
リリースされてからだいぶ時間が経つが、白猫プロジェクトに関する話題は絶えることがない。街つくりシステムの導入や、女性タレントとのコラボレーション、そして有名声優の起用によるフルボイスの実装など、あらゆる層のゲーマーのニーズに応え続けていると言える。その人気は、これからもますます高まり続けるだろう。

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